2023年2月

◆ 「A子ちゃんは 私の彼女だよ。」



    久しぶりに たくさん いろんな話ができた後


    「A子ちゃん、私の彼女だよ。」 
     自然体の笑顔で 伝えてくれた Nちゃん21歳。




    Nちゃんの 自分の感覚を大事にした生き方が 本当に嬉しかったです。



    「さっぽろ2022」にも 参加できた と
     生き生き話すNちゃんから 希望や勇気を いただきました。


    さまざまな「性」の存在(在り方)を 
    自然なものとして 受け入れるには
    きっと「性スペクトラム」の考え方が 支えになってくれると 思えます。


    学ぶことを 楽しいと思えることは 私の幸せのひとつです。


    Nちゃん ありがとう!  応援しています。

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)

 

 

2021年6月

◆ 寿限無じゅげむさんは 特別休暇でお出かけして・・・居ないです。

     月一回の頻度で数年来お会いしているAさんの言葉に
     心を動かされました。

     「 寿限無さん、お出かけして・・・居ないです。 特別休暇で・・(笑)。」

     「寿限無さん」とは

     生きていたくない・・もう終わりにしたいという気持ち。
     以前、セッションの中で
     Aさんに名付けてもらった「死神さん」のお名前です。

     Aさんが「死神さん」の名前を付けるという作業に
     真剣に向かってくれたことは
     うれしいことでした。

     名付けてもらったことで

     Aさんも私も「寿限無さん」と
     かなり対峙しやすくなっています。

   「そう言えば、この頃、寿限無さん見えないですね~。」

   「ん~~、それどころじゃないです。
    お出かけして、どこかへ行っているんじゃないですかァ~?
     特別休暇で・・」

 

   (なるほど。はい、納得です。)

   力ある彼女から考えさせられることは、とても深いです。

   今日は、読んでくださって
   ありがとうございました。

 

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)


 

2021年3月

◆ 自分に必要な時間でした

昨年2020年の11月頃、
このホームページの不具合に気づかされました。
目に見えないものの「怖さ」に、初めは心身が固まりました。

怖いことを「怖い・・」と感じようと、少しそのままで居ました。
自分を試すような(信じるような)・・何かを味わうような・・
一見、中途半端に思えるそんな日々を、結構長く過ごしました。

(もう一度、作り直してもらいたい・・)と、
静かに気持ちがゆっくり上がって来ました。

ホームページを作成して頂いた会社に連絡して
事情をお伝えし、怖さもたくさん共有して頂けました。

昨年11月から今まで
時間の長さも内容も
私に必要だったもの(こと)だったと、つくづく思えています。

                  (雪空にある太陽  魅かれます)

 

 

失くしたものを、嘆き悲しみ癒す「喪失のワーク」を
体験し終わった気がしています。

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)


 

2020年9月

◆「doing」から「being」への努力

一般的には・・・乳幼児期は
  ほぼ「being存在」だけで 可愛がられ 大切にされます。
    赤ちゃんには まだ「doing」の材料が 少ないですものね。

      (9月の庭 うさぎの置物も草に隠れ気味です)

 

 

ところが・・・児童期 思春期 そして成人 と成長するにしたがって
人は 「doing行為」のものさしで 判断されることが増えてきます。

doingの物差し
 例えば・・・
   ハキハキ話せるか  字がきれいか  足が速いか
   勉強ができるか  友達がたくさんいるか  お手伝いが上手か  等々
 長じては・・・
   役にたつか(有能か)  学歴や職業は? 財産は?
   また スタイルは? 美しいかなど 外見に関するものも含まれます。

        (ベランダの花々 それぞれの美しさです)

 

doingの価値観が 強調され続けて 大人になると・・・
  傷つき 疲れている自覚も 持てないまま
    他者との比較で 優位に 立てなければ
      beingの不安 つまり「存在の不安」に 襲われやすくなります。

これが できない自分なんか・・・
自分は 生きている 価値なんてない・・・
愛されるわけがない・・・
という気持ちが 「存在の不安」です。

相対的な価値doingで 判断するのと 同じくらいのエネルギー量で
かけがえのない存在beingとして
自分も 他者も 常に受けとめるように なりたいです。
祈りながら 努力しています。

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)


 

2020年2月

◆奪われたものを獲得していく「共同の営み」

降る雪や 白い景色は
落ち着いて 考え事に没頭できて 私は好きです。
今日は白い景色が 融けています。

     (2月のベランダ:お花の代わりの雪だるまさん達・・・)

 

「人」は 生まれた時から
「今の」の生き難さを抱えているわけではありません。

「出来事や「身近な人の言動」などが 長い間残り・・
知らず知らず 心や身体を蝕(むしば)み
思いがけない時期に
思いがけない反応(症状)として現れることがあります。

状況は ほんとうに 人それぞれ「百人居られたら百通り」ですが
やや共通して見られることが あります。

体験した衝撃 憤り 悲しさ 混乱 などの「大切な感情」を
適切に表現する「自分の言葉の獲得」を奪われていることです。

「安心な場」を提供したいと 願っています。
「安心な場」の主な要素は「自分の在り方」だと想っているので 結構難しいです。

クライアントさん(来てくださった方)と 安心な場で
奪われたものを獲得していく・・・「共同の営み」。
焦らずに・・・ 状況を確認しながら・・
時に喜び 時に怒り 涙し 新たな視点も共有しながら 続けています。

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)


 

2019年8月

◆ 約一年が経ちました

2017年6月に、心理の会社を辞めて約一年間、
名付けて「律子流変則抑うつ月間」を 過ごしました。

反芻好きな私には、必要な時間で あっという間の一年間でした。

昨年2018年6月、ようやく「ここに こういう者が居ります」発信をし、
お仕事を再開すべく、ホームページを公開することにしました。

支えてくれた言葉があります。
『巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如かず』
これしかないなぁと思えました。

私らしく 律子らしく

自分が納得することを・・・・。

空を見て
自分でやっていきたいと思えた一瞬を覚えています。

あれから 約一年

これからも必要として下さる人と出会えますように・・・。

今しばらく、生かしてくださいと 天に祈りました。

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)


 

2018年6月

◆ ごあいさつ

悩んでいることを誰かに話すなんて恥ずかしい…とずっと思っていた」と多くの方々。
不安や迷いを抱えたままお一人で…。そういう時に守秘義務を含む安心な場を提供し、
今何が起きているかに気づくお手伝いをさせて頂きます。

人間関係が辛い コミュニケーションが苦手 親が重たい   

子供を愛せない 不安が強い パニックになる 怒りが湧きやすい


〇〇が止められない 意欲がわかない 学校(職場)に行けない


暴力(暴言)が身近にある 死にたい(消えたい) 孤独だ …など

 

理由(訳)があっての症状・・・「あなたのでいではない」という捉えです

人には二つの側面があります。
外側の「行為(doing)」の部分
    内側の「存在(being)」の部分 です。

そうせずにはおれない内側の「存在」に目をむけ、
今何が起きているかに気づくよう、静かに歩みの併走を致します。
きっと、それぞれがご自身の「内なる声」にたどり着けると信じています。
そのために私も常に自分を見つめることを続けます。

必要とする方と出会えますように

(たかはし・りつこ 中標津カウンセリング心理カウンセラー=北海道中標津町)